女性のフリーインストラクターとして働く悩み。

パソコンと女性

フリーランスという言葉は憧れられる響きがあります。特にサラリーマンや雇われて働く人々にとっては、自由で気ままな職業に思われ、羨ましがられる対象にも。

わたしもそんな、フリーランス業に憧れるサラリーマンでした。朝から晩まで、繁忙期も閑散期も変わらず会社に行き、満員電車に揺られ、頑張っても頑張らなくても同じお給料が振り込まれる。会社内の飲み会もあれば取引先の接待もあって、肝臓はクタクタ。そんなサラリーマン生活に限界がきて、結婚を機にフリーランス業に転身しました。

そこでは女性のフリーインストラクターとして働く思いがけない現実が待っていたのです。

万全の体調管理が必要!

 

サラリーマン生活をしていたときも、チームメンバーや顧客に迷惑がかかるため、体調不良での病欠は避けるような生活を送っていました。しかし、体調が悪くなってきたら、あらかじめ仕事を調整し、チームメンバーに伝えて、病欠ができたところがありました。

しかし、フリーランスは病欠のカバーをするチームメンバーや組織はありません。まずは自分で各方面にお休みの連絡をしてスケジュールを組み直さなくてはいけないです。体調不良時のこの調整は、なかなか体力を奪われるもの。

そしてリカバーも自分で行わなくてはいけません。遅れたぶんは、体調が復活したときに取り戻さなくてはいけないのです。

また、どうしても外せない重要な予定があるときも、なんとしても自分で対応しないといけないのがフリーランス業です。

わたしはフリーランスでスポーツインストラクターを同時に行っていたことがありました。

両方を、ケガをして入院してしまって休まなくては行けなくなったとき、自分でインストラクター代行者を探して立て替えをしないといけませんでした。生徒の方々からはレッスン料金をすでに頂戴しており、予定もあけてもらっていますので、わたしが休んで穴をあけるわけにはいかないのです。結局、知人に頼み、一ヶ月代行をお願いしましたが、レッスン料金はその知人にそのまま渡しましたので、自分はその月は入院費とレッスン料金の出費で赤字になってしまいました。

産休育休などの社会保障がない!

育児

 

会社勤めの時は、有給休暇があり、産休育休制度もありました。会社の人事部としては、それを従業員に取得してもらうのが仕事であり、なかなか休めなくても有給休暇をとらされるような雰囲気がありました。定期的な休みをとるのは、頭にも体にもとてもよいリフレッシュとなりました。

しかし、フリーランスになると、お休みした分は自分のつけになり、無収入なのが基本です。

頭と体の休養のため、休んでも大丈夫なのですが、その分のお給料は発生しないため、結局休暇をとっても金銭的なことが気になってしまい、わたしの場合は長期休暇をとらず、ずっと働き続けていました。

スポーツインストラクターをしていた時は、たしかに1日の拘束時間はサラリーマン時代よりも短かったのですが、まる1日~1週間ほどの休暇といえば、サラリーマン時代のほうがとれていました。

そして、女性にとって大きいのが、産休育休制度の有無。サラリーマン時代の先輩は、当然のように産休育休制度を取得しており、お産や子供を育てている間も、精神的な余裕があるように見えました。子供が落ち着くまで休んで、そのあとにきちんと戻れる職場がある、というのが精神的にとても大きかったのだと思います。

仕事を休んでいる間も、わずかでも収入があるという心強さも、ゆっくりと休んで子育てに集中できる状態に繋がっているのだと思います。

フリーランスの場合は、収入はなくなりますし、出産育児の期間があくことで、いったん取引先との契約が切られることもあるのです。

早めに子供を預けて働く方法を見つけるか、安心して子育てができる環境を整えておくことが大切です。

余裕もった生活設計を

 

予想外の病欠や、産休育休の発生など、フリーランス業は自分で自分の仕事上のリスク回避も考えておくことが必要になります。

わたしの場合は、病欠や子育てなどで外に出られなくなった時のために、スポーツインストラクターだけでなく、スポーツに関するライティング業も掛け持ちで始めることにしました。

あらかじめ、そういった理由で原稿を書く旨を投稿先に伝えておき、理解してもらっているので、原稿の投稿ペースも任されています。稼ぎたいときは週に10本ほど原稿を提供し、ストックをためておきます。家庭の事情で忙しいときは、週5本くらいの投稿にして、自分の生活と仕事のペースを両立させるようにしています。

なにか一本で仕事をするとなると、うまくいかなくなったときに止まってしまう可能性も高くなります。しかし、いくつかの仕事をできるような状態にしておくと、どちらかが頓挫しても、一切の仕事がなくなるようなことは避けられます。

わたしの場合は、なるべく外に出て時間単位で稼げる仕事と、在宅で自分のペースで稼げる出来高制の仕事の両方ができるようにしました。なるべく邪魔し合わない、フォローし合える仕事同士で、ほどよい外出と在宅の頻度で生活が支えられていますので、精神的にも健康面でも、ようやく理想に近づいた形です。

会社勤めよりもリスクが直に収入に影響するのがフリーランス業ですので、ぜひこれからも、多方面から自分のリスクをフォローできるような仕事選びをしていきたいと考えています。

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